失敗しない屋根材の選び方とは
屋根は見た目と耐久性が選ぶときのポイントです!!すんでいる環境や場所によって最適な屋根があります。
一般的な住宅で使われている屋根の素材は、「粘土系」、「セメント系」、「スレート系」、「金属系」などです
正直言うと、結構あります・・・
選ぶ際には、素材以外にも、法的な規定や費用に関わることなど、注意しなければいけないポイントがあります。
屋根勾配や重量は、外観デザインや間取りに影響する
屋根材選びは、実際には、施工会社や設計担当者の提案を基に検討することになることが多いものです
知っておきたいのは、選ぶ素材によって屋根の勾配に規定があるということ。
これは、素材によって屋根の葺き方が異なるため、勾配の緩急に合わせた防水性能が求められることからきています。
また、木造の場合、耐震性能を確保するための壁量計算の際に、屋根材の重さが関係します。重量のある屋根材の場合、壁の量を多くとらなければならないので、間取りに影響するケースも。
このように、屋根材は、外観デザインや間取りに影響するもの。どんな屋根材を選ぶか、どんな屋根のデザインにするのか、住まいのプランニングと同時に検討することが大切なのです。単に仕上げ材として選ぶものではないことを理解しておきましょう。
屋根形状や勾配で、工事費も変わります
屋根材は、素材・商品の価格だけでなく、屋根の形状や勾配などによって、工事費に差がでてしまいます。
急勾配だと危ないので値段が高い・・・とイメージすればわかります。足場の作り方や、作業時間がかかるため金額が変化するわけです。
「切妻屋根」や「寄棟屋根」などの屋根形状の違い、勾配がきついく、手間がかかります。
一般的に、2方向へ傾斜している逆V字型のシンプルな形状の切妻屋根は安く
屋根の頂部から四方向へ傾斜する寄棟屋根の方が高くなります。
また、軒の出が深く、急勾配で、屋根の重なりが多いとそれだけ費用はかかります。屋根材は広い面積に用いられるので、コストの差を確認しながら選ぶようにすることも大切でしょう。
ランニングコストを考慮して選ぶ
基本的には、どの屋根材も性能の面では、一定以上も水準は確保しているといえるでしょう。ただ耐候性や耐久性、重量、価格の面で差があることは確かです。地域の気候風土、環境に配慮した素材選びが重要でしょう。
選ぶ際には、耐候性や耐久性、メンテナンスの方法を事前に確認しておくこと。何年で塗り替えや張り替えが必要か、その費用はどのくらいかかるのか、将来的な補修のスケジュールや維持費を把握しておくことが大切です。
新築の際には、イニシャルコストばかりが気になるものですが、メンテナンスを含めたランニングコストを考慮して選ぶことを忘れずに。
ショールームで実物を確認しておこう
ちょっと面倒なのですが、屋根材はできるだけ本物を見ましょう。
最近では、比較的大きな実物サンプルが用意されているショールームもあります。
外壁材や窓枠などとのコーディネートも可能なコーナーもみられるので、積極的に活用をしてみましょう
建築する土地周辺の家にはどのような素材が用いられているか??
これも大事なポイントです。雨が多い地域、湿気が多い地域など気象条件に合わせた屋根形状なども参考にしてください。 住まいのデザインやプラン、コストにも大きく影響する屋根材は、家づくりの中でも比較的早めに決定しなくてはいけません。専門家の意見を参考に選ぶことになりますが、
希望や疑問があれば、出来るかぎり早めに相談することが大切になります。
屋根材ごとの点検時期の目安について
点検部位 |
点検時期の目安 |
主な点検項目 |
取り替えの目安 |
粘土瓦 |
5~6年に一度 |
ズレ、割れ、こけがないか |
耐用年数は50~100年 |
化粧スレート |
4~6年に一度 |
色あせ、色落ち、ズレ、 割れ、さび |
20~25年で全面葺替えを検討 |
金属系屋根材 |
2~3年に一度 |
色あせ、色落ち、さび、浮き |
10~20年で全面葺替えを検討 |
ガルバリウム |
4~6年に一度 |
色あせ、色落ち、さび、浮き |
20~30年で全面葺替えを検討 |
一般の方が屋根に登るのは危険です。、下から見上げたり、ご近所のお宅にあがらせてもらったりするなどして、分かる範囲でチェックをしてください。
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